さあ、パリの秋たけなわになってきました(ここだけの秘密ですが、パリを訪れるにはこの季節が一番です)。
街の木々は徐々に金色に色づいていますが、まだ完璧に落ち葉を落としておらず、マフラーをまとうにはまだ少し暖かすぎるようです。
この季節、パリは優雅さ、不可解な詩情に包みこまれます。 これから私たちが街を満喫するためのお勧めスポットをご案内します。 ネタバレ注意:オレンジ色に色づいた葉がたくさんある場所です。
パレ・ロワイヤルの庭園
「注目に値する庭園」に指定されているパレ・ロワイヤルの庭園は、パリの秋の美に心を奪われながら散策できる必見のスポット…
ホテルからは歩いて10分のこの庭園では、どこまでも続く木々の落ち葉の絨毯が優しい郷愁を誘っています。
パリの人々は偉大な作家の言葉が飾られたベンチの間の散策を楽しんでいます。その中でもコレットの「Je ne cesserai d’éclore, que pour cesser de vivre(生きることをやめるために花開くのをやめることはない)」は特に素晴らしいです。
予告:もしまだパリに恋してはいないとしても、この魅力には長く抵抗することはできないでしょう。
Jardin du Palais Royal
8 Rue de Montpensier, 75001 Paris
モンマルトル
これはもはや隠せないお話ですが、秋のモンマルトルは絶対に外せません! この界隈が既に他の季節に魅力に満ちているということならば、個人の邸宅のファサードや石畳の小路の壁を覆うツタがオレンジや赤に色づいた秋の風景を想像してみてください…ここは高台で、パリの街に広がる幾多の屋根の上に沈む最高に美しい夕日を観察できる絶好のスポットでもあります。日没直前のゴールデンアワーは、実に魔法のような美しさです!
ペール・ラシェーズ墓地
もしもエディット・ピアフ 、バルザック、ショパン、ジム・モリソン、オスカー・ワイルドの前で散策するとしたらどうでしょう?
世界で最も多くの人が訪れる墓地であるペール・ラシェーズ墓地は、今は亡きスター達が眠るミステリアスな場所です。
秋になると、美しく作られたそれらのお墓の上には落ち葉が積もり、非常に詩的な雰囲気に包まれます。
作曲家、画家、文学者……どの有名人のお墓が見つかるのでしょうか?
Père Lachaise Cemetery
28 ter boulevard de Ménilmontant, 75020 Paris
セーヌ川沿いの散策
古本屋や焼き栗の露店の間を散策し、ニット帽で防寒してセーヌ川沿いの道に向かいましょう。
お勧めはサン・ルイ島周辺のぶらぶら歩きです。ここではパリの素晴らしい景観が楽しめます。
パリの建築物に溶け込む木々の色を眺めるのに、これ以上の場所はありません。
街は偉大な印象派の絵画のように変貌しています。 映画のように流れるパリの景色を堪能されたい方には、遊覧船のバトー・ムッシュのご利用も非常に良い選択です。